とあるメーカーのアースドリル施工管理装置のデジタル信号無線通信デバイスの不具合と補給部品生産中止をきっかけに別モデルに交換と、更に通信性能を改善したいとのお客様からのご要望にお応えすべく作業とテストを継続しています。まず デジタル信号無線通信デバイス の選定に次いでコネクタータイプと端子配列も変換が必要となりました。同時にオリジナルコネクターは老朽化が激しく再生するよりは新調へと変更これで交換完了と思ったのですが・・・(そう簡単ではありません)。このあと大きな壁にぶち当たってしまいました。なんと生産中止の旧型 デジタル信号無線通信デバイス と新型 デジタル信号無線通信デバイス の通信レートが違うという問題です。かなり困り切っていましたが・・・、今回は デジタル信号無線通信デバイス メーカーさんの絶大なるご協力を得まして、旧型の通信レートに合わせた設定も選択できるように内部ソフトウェアーも改造を頂き、明日からの週で早速通信テストを再開できそうです。この結果はテストのあとに続報として報告致します。この先には更にお客様がご所有の施工実機の統合型施工管理装置の開発が待っていますが、引き続き多数の方々のご協力を得ながら進める案件ですので本当に感謝感謝に尽きます。しかし写真中央のオリジナルは相当修理の跡があって歴史を感じますね。1週間の「あーでもないこーでもない」と続けた微細作業とハンダ付けですが、この先のテストが順調に進み12月からの本施工で施工実機共々、順調に活躍できることを祈るばかりです。