計ったような寸法に驚かされます。
操縦者さん最後出れるの?固定完了
日本に仕向けるにあたって輸出業者さんとお打合せを継続している本件ですが、なかなか輸出スタイルが頭に浮かばず。「コンテナサイズは?分解するにはどこを分解する必要があるかな?」と頭を悩ませ続けていたところに、ちょうど東南アジアに輸出される同型機があるとのメーカーさんのご厚意に甘えることにして、今回はその作業風景を確認させて頂きました。このケースでは油圧オーガーとリーダーは本体から取り外しされて少し横にずらして固定養生すればなんとか行けそうです。写真の通り「このために設計した」と言わんばかりのジャストフィットで随分驚かされました。実際に機械設計するときには輸出するときのことを考慮していないことが結構あったりで、輸出時点になって初めて「どうしよう!あそこを分解して」とアイデアを巡らせるもので輸出作業というのは結構難しいものでもあります。余談ですが、お恥ずかしいながら今までに私も何度となく失敗をしている一人で、大型三点杭打機本体が自動車運搬船のスロープで滑って半分海に落ちて夜中に呼び出されたり、大型発電機を無理やりコンテナにフォークリフトで押してのキャノピーを変形させて入らなかったり、ラフターのブレーキが自動車運搬船内で壊れてスロープを降りれないまま違う国にタイムアウトで出発したなど、とても苦い経験もございます。今回も輸出作業を検討するにはやはり、現場、現物、現状の三現主義で動かないとダメだと再度痛感しました。しかし、ホントこの運転手さん最後出れるの?と心配?撮影している自分も出れないことに途中で気付いて焦りました。