Italian Type Casing

イタリア発祥のケーシングジョイントがこれに当たり、発案メーカーの名前から「NCBタイプ」とかサードパーティーメーカーが乱立していた台湾の名前を使って「台湾タイプ」と通称のあります。オスメスジョイント素材は比較的安価な合金鋼や炭素鋼を採用しており、締結用テーパーピンの周囲のみに合金ブッシュを溶接で取付けされており、尚且つテーパーピン外周に取付けネジが加工されているのが特徴です。3種類のジョイントタイプでは強度上の弱点があるとは言われていますが、取り分け価格は一番安ということから全世界で見れば1番シェアが高いタイプともいえます。特にパワードリルやアジア圏のオールケーシング工法用途はほぼ100％がこれに当たります。今後日本の施工現場にもこのタイプが採用されてゆくのではないかとも想像します。